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お布施とは?
金額の相場、封筒の入れ方、表書き、渡し方の見本

お布施はお葬式と法要(法事)の際に、僧侶に金銭を渡すものです。
それぞれお布施を渡す目的があるのですが、お葬式の場合、通夜や葬儀の読経、戒名(法名・法号)を頂いたお礼として包み、法事の四十九日や初盆、一周忌、お盆やお彼岸などの場合も、読経を上げてもらったときに包みます。 お布施は金額の決まりがないため、葬儀のとき悩みの種になりがちのため、お布施金額の相場を中心に、包み方や渡し方のマナーについて解説します。

お布施の金額は任意が原則です。
渡す側で判断しなければいけないので喪家にとっては悩みどころです。
相場と包み方と併せて、どのようなタイミングで渡せば失礼にならないか、お布施の基礎知識とマナーについても解説します。

1お布施とは僧侶へのお礼

お布施は受戒(戒名をいただく)や通夜・葬儀に導師を務めていただいた僧侶へのお礼として金銭を渡すのですが、本来「布施」は檀信徒(檀家・壇中・信徒)が菩提寺を支えるために金銭や労力を提供を目的として渡していました。
つまり、読経や受戒の対価ではなく、戒名を授与されたお礼として精一杯の金額を包めばいいということでした。
しかし現在においてはお布施には相場があり、金額を決めているお寺がほとんどです。
故人の冥福を祈るという本来の目的を果たすためにも、葬儀や法要時に欠かせないお布施の基本的な知識とマナーを知り、心落ち着かせて当日をむかえましょう。

2お布施の金額

お布施で一番気になるのは、その金額ではないでしょうか。
お布施の内訳は、戒名と読経(通夜・葬儀・初七日)を行って頂く金額となります。
金額はお寺の格式や地域によっても違いがあるので留意が必要です。
任意が原則とはいっても、金額が多すぎても非常識ですし、少なすぎれば恥をかくのではないかと不安になります。
お寺や宗派によって金額を決めているところも多いので、困ったときはお寺や葬儀社に聞いてみましょう。

ご葬儀のお布施の相場全国平均で45万円

一般財団法人日本消費者協会の第12回「葬儀についてのアンケート調査」(2022年)によると、僧侶に渡すお布施の金額は全国平均で45万円という結果でした。

ご葬儀後の法要で読経をお願いした場合のお布施の相場は3~10万円


葬儀を終えたあとも僧侶へ読経などをお願いしたときは、お礼としてお布施を渡します。
お墓が先祖代々の菩提寺や寺院境内墓地(お寺の境内にあるお墓、宗教法人が運営している墓地)の場合は、法要のとき必ず僧侶に読経していただきます。
法要のお布施は寺院の各式や宗派によっても違いがありますが、一般的な相場としては3万~10万円とされています。
また、お寺の本堂以外に僧侶を呼んだ場合は、交通費として「お車代」を包みます。法要のあとの会食に僧侶が同席しないときは「お膳料」を用意します。「お車代」「お膳料」の相場はそれぞれ5千円~1万円です。

3お布施を入れる封筒

お布施は奉書紙(ほうしょし、ほうしょがみ)で包むか、白無地の不祝儀袋に入れて「御布施」と表書きをして渡します。

奉書紙は楮(こうぞ)をすいて作る和紙のことで、古くから文書をはじめ典籍、教典等の文字を書くときや贈り物を包む際に使われます。
お布施を入れる封筒は色や柄のついたもの、郵便番号の記入欄のあるもの、中身が透けてしまうものは避けましょう。
葬儀はお寺や僧侶の不幸ではないので、水引のかかった不祝儀袋に入れるのは間違いだと言われますが、地域によって白黒や黄白の水引きをかける慣習もあります。

4お布施(表書き)の書き方

お布施の表書きは筆か筆ペン、太字のサインペンで書きます。
薄墨でなく、濃い黒墨で「御布施」と書きましょう。

葬儀の表書きは「〇〇家」または「〇〇」と苗字だけ書くか、空白のままにしておきます。
裏側には住所、氏名、電話番号を記入します。
金額は漢数字の旧字体で、頭に「金」を、末に「也」を付けます。
1万円を包むのであれば「金壱万圓也」と記載します。

漢数字の旧漢字

壱 弐 参 四 伍 六 七 八 九 拾 百 仟 萬
例:100,000円(十万円)→ 金壱拾萬圓也

5お金の入れ方・中袋の包み方

お布施は僧侶への感謝の気持ちを表わすものです。お札はなるべく新札を準備して、肖像画の描かれている表面を上に向けて、お札は揃えて入れましょう。

奉書紙(ほうしょし、ほうしょがみ)でお布施を包んで渡す場合は、半紙でお札を包んで中包みを作り、奉書紙(上包み)で包むようにします。

6お布施の渡し方・渡すタイミング

葬儀社に支払う葬儀費用とは違い、お布施は僧侶に直接お渡しすることがマナーです。

お布施は葬儀が始まる前に、喪主(施主)が僧侶へ挨拶をするとき渡すのが一般的です。慌ただしくて時間がとれない場合は、葬儀の後あとでお礼の挨拶を兼ねて渡すこともあります。
お布施は僧侶に手渡しせず、切手盆にのせて渡すのが作法です。
このとき表書きが僧侶から見て正面になるように差し出しましょう。
お布施を包んでおいた袱紗(ふくさ)を開いて、袱紗の上にのせるようにして渡しても構いません。
お布施と一緒に「お車代」や「お膳料」を渡すときは、お布施が一番上になるように重ねて差し出します。

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お布施の金額は明確に定めており、お布施の包み方やお渡しするタイミングについてもご案内させていただきますのでご安心ください。

8お布施とは僧侶への感謝の表れ・包み方や渡し方はマナーを確認

お布施は通夜や葬儀の読経、受戒(戒名をいただく)のお礼として僧侶へ渡すものです。金額に決まりはありませんが、不安なときは僧侶の意向を伺ったり、葬儀社のスタッフに相談するよいでしょう。
お布施は葬儀や法要が始まる前、僧侶に挨拶をするときに渡すのが一般的です。
お布施はき手盆にのせて渡すのが正式とされていますが、お布施を包んでいた袱紗を開き、袱紗の上にのせるようにして渡しても構いません。
お布施以外に交通費や宴席代を渡すときは、それぞれ別の白い封筒に包み、表書きは「御車代」「御膳料」としてお布施と一緒に渡しましょう。

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よくある質問

お布施とあわせて用意するものは?

菩提寺の本堂以外の斎場へ出向いたいただいた僧侶に、交通費として「お車代」を包みます。僧侶が精進落としなどの会食に同席しない場合は「お膳料」を渡します。

お車代、お膳料の包み方、渡し方のマナーは?

お車代、お膳料は白無地の不祝儀袋あるいは封筒に入れ、表書きは「御車代」「御膳料」として、お布施が一番上になるように重ねて差し出します。お車代、お膳料の相場はそれぞれ5千円~1万円です。

神式やキリスト教の場合、お布施のマナーを教えて下さい。

神葬祭では、斎主、神官それぞれにお礼を包みます。表書きは「御礼」「御祭祀料」「御神饌料(ごしんせんりょう)」「修祓料(しゅばつりょう)」とします。 教会は献金としてお礼をします。表書きは「献金」です。これとは別に司祭や牧師、楽器奏者にお礼をします。表書きは「御礼」とします。

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