葬儀社「むすびす」について
むすびすは、葬儀を単なる儀式ではなく「生きた証を振り返る大切な時間」と考えています。
一人ひとりに向き合い、納得できるお別れを形にします。
むすびすの原点
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1.命を輝かせる・命をむすぶ
代表の中川がブライダル業界に従事していたころ、仕事での繋がりが増え自分自身が様々な方のお葬式に出る機会が増えていく中で、葬儀に対する違和感を抱き始めました。
結婚式は、お客様にとって必要な情報が世の中に出回っており、お客様に合わせた自由なスタイルで結婚式を提供することができます。
一方で、同じ冠婚葬祭業である葬儀に至っては正反対でした。
葬儀に関する情報は少なく、お葬式自体も形式ばかりを重んじた式典といったものです。旧態依然として、形式通りに進行することが重視されるお葬式ばかりが世の中に溢れ返っていました。
お葬式は「人の死の報告会」であってはならない。
残されたご遺族が明日から前を向いて生きていけるようにすることに、本質的な葬儀の価値があります。そして、そのカタチは『100人いれば、100通りのお葬式』があります。
大切な人の死を通じて命の輝きを知ること、残された者へと故人様の命のバトンを結んでいくことがお葬式の核心だと気づき、お葬式を通じて、人の『命を輝かせる・命をむすぶ』ことを私たちの使命にしていきたい、そんな切なる想いから始まったのが、むすびす株式会社です。
葬儀業界の課題
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2.100人100通りの葬儀をスタンダードに
現在の日本が直面している課題は、大きく2つあります。
1つ目は「身内が亡くなってもすぐに葬儀ができないご遺族が増えている」ことです。少子高齢化と年間死亡者数の増加により、葬儀サービスの供給が需要に追いつかない状況が生まれています。
葬儀の件数は増加している一方で、それに対応できる葬儀社の数が不足しており、葬儀社の倒産も増えています。原因の一つは葬儀の低価格化や人材不足で、さらに、ご遺体の安置場所や火葬場が空いていないという問題も続いています。
2つ目は「葬儀業界全体の価値が下がっている」ことです。近年、サービスの低価格化や簡素化に注力するケースが多くなり、必要最低限の葬儀だけが行われることが増えています。その結果、故人の人生やご遺族の感情に寄り添った葬儀が減り、葬儀体験に満足できない人が増え、葬儀の価値自体も低下しています。
これらの課題の根本には、「葬儀の低価格・低収益化」と「人材不足」があります。これを解決するためには、『100人いれば100通りの葬儀』という唯一無二のサービスを標準化し、葬儀の価値を正しく伝えて広めていくことが重要です。これにより、葬儀の価値向上や業界全体の発展が期待できます。
その結果、顧客満足度が向上し、業界の安定した収益化が進み、優秀な人材が葬儀業界に集まるようになります。最終的には、当社のビジョンである「命が輝く、世界を創る」を実現できるでしょう。
ただし、「命が輝く、世界を創る」という目標は当社だけでは成し遂げられません。業界全体で価値を高めていくために、他の葬儀社を”競合”ではなく、同じ目標を持つ”パートナー”として共に発展させていきたいと考えています。
むすびすのお葬式とは
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「その人らしく送る」ことを通じて、遺された人が「生きる力」を取り戻す葬儀
私たちむすびすは、お葬式を単なる儀式とは考えていません。 人生の締めくくりとして、その人の生きた証を丁寧に振り返り、遺された人が未来へ進む力を取り戻す人生の一部と捉えています。 現代の葬儀において、多くの人が抱く「形だけ」「誰のためかわからない」といった違和感。 私たちはそこに対して、批判ではなく理解から向き合い、その人らしさと家族の納得を取り戻すお別れを実現してきました。
「100人いれば100通りのお葬式」
テンプレートではなく、人生そのものを表現する
むすびすの葬儀は、既存の形式に当てはめるのではなく、故人の人生・人柄・価値観、そしてご家族の想いを出発点に、一つひとつ丁寧に設計されるオーダーメイドです。
・故人の趣味や職業、大切にしていた言葉を盛り込んだ式次第
・想い出の写真や手紙、映像を通して、会葬者にも「その人らしさ」が伝わる空間づくり
・花や音楽、空間デザインまで、すべてに意味を込めたプロデュース
これは単なる「演出」ではなく、ご家族と共に「納得できる別れ方」を見つけていくための、かけがえのないプロセスです。
「なぜ行うのか」から始める
テンプレートではなく、人生そのものを表現する
むすびすのお葬式づくりは、「まず決める」ではなく、「まず聴く」ことから始まります。
・「どうして、この人をこう送りたいのか?」
・「誰に、何を伝えたいのか?」
・「この時間が、どうあってほしいのか?」
その答えは、ご家族ごとにまったく異なります。だからこそ私たちは、ひとつひとつの想いを丁寧に引き出し、意味のある時間として、共にかたちにしていきます。結果として生まれるのは、「やってよかった」「悔いなく送れた」「心から伝えられた」、そう思える、未来へつながるお別れの時間です。
専任担当者が一貫して伴走
不安の多い時間に、安心と支えを届ける
葬儀は、多くの方にとって人生で初めて経験する「大切な人との別れ」です。何をどうすればよいのか分からない中で、心の整理と多くの判断が求められます。むすびすでは、その不安に寄り添うため、最初のご相談からアフターサポートまで、同じ担当者が一貫してサポートします。
・葬儀内容の相談から現場の運営、供養・法要・相続相談までトータルに対応
・ご家族の気持ちの変化に寄り添い、柔軟に進行や内容を調整
・形式や慣習ではなく、「そのご家族にとって何が大切か」を軸にご提案
私たちは、単なる担当者ではなく、ご家族にとっての心の伴走者として、最期まで寄り添い続けます。
形式に縛られない柔軟な対応
小さくても、深く、意義ある葬儀を
今の時代、「大きく」「伝統的であること」が必ずしも葬儀の価値とは限りません。むすびすでは、たとえ小規模であっても、心から納得できるお別れを実現しています。
・家族だけで静かに送る「家族葬」や「一日葬」
・想い出の場所で行う「自宅葬」や「海辺・公園葬」
・遠方の方ともつながれる「オンライン葬儀」や「追悼映像」
私たちが目指しているのは、自由な葬儀そのものではありません。一人ひとりが「自分たちらしい選択肢」を持てること。それが、本当の意味での「意義あるお別れ」だと考えています。
社会全体の「豊かに生きる」を支える
業界の常識に挑み続ける理由
むすびすの葬儀は、単なるサービスではありません。人が「死」と向き合うことで、「生」を見つめ直す。そんな文化の再構築でもあると、私たちは考えています。
・社会や制度の「仕方なかった過去」を理解しながら、新しい選択肢を提案する
・業界を否定するのではなく、「より良い未来」のために問いかけ、変えていく
・葬儀を通じて、生きる意味を深く見つめ直す機会をつくる
私たちは「葬儀を変える」ことが目的ではありません。「葬儀を通じて、社会全体の生き方を豊かにすること」を、本気で目指しています。
むすびすのお葬式が実現する未来
・形式ではなく、「想い」が中心にあるお別れ
・喪失ではなく、「希望」につながる時間
・悲しみだけでなく、「感謝と誇り」を共有する場
それが、むすびすが創りたいお葬式であり、私たちが歩み続ける道です。ご家族の「この人を、ちゃんと送りたい」という想いに、私たちは全力で寄り添います。
むすびすのサポート
ご家族様のご意見を活かして、より安心していただけるサービスへ。