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家族葬の準備は何をすべき? 余命宣告から葬儀まで

大切な人の余命を医師から宣告されたとき、平静でいられる家族はいないでしょう。

大切な人の余命を医師から宣告されたとき、平静でいられる家族はいないでしょう。

残された時間を大切に過すために、ご本人をどのようにサポートし、何を準備しておけばいいか、判断に迷われる方も多いと思います。

今回は、亡くなってから悔いを残さないためにも、いざというときに慌てないためにも、余生宣告から葬儀までの心構えと、家族葬の準備についてご紹介します。

余命宣告されたら

まずは落ち着いて行動する

大切な家族が医師から余命宣告されたり、「お亡くなりになった後のことを考えておいて下さい」と伝えられたとき、家族が第一にやるべきことは、ご本人に余命宣告を伝えるか家族で話し合うことです。

ご本人の日頃の意思を尊重しながら、家族が納得するまで話し合った結果は、それぞれの家族によって異なるのが当然です。 どれが正解というものはありません。

親戚や親しい友人、お仕事で関係のある方に伝えるかも、家族の想いや考え方によって異なります。

悔いが残らないようにすることを第一に考えて判断しましょう。

残された時間を大切に過すために、ご本人の話をじっくり聞くことが、何より一番のサポートであり、亡くなってから悔いを残さない過ごし方だと言われています。

余命宣告されたら準備しておくこと

どこで看取るか、誰と看取るか決めておく

残された時間をどこで過すかは、ご本人の意思や家族の事情、医師の考え方によって違ってきます。悔いが残らないようにすることを第一に考えて判断しましょう。

ご本人が元気なうちに会いたい方を聞いておき、危篤の連絡をする方のリストをあらかじめ作っておくと、スムーズに連絡できるだけでなく、訃報を案内するときにも役立てられます。

遠方の親戚ですぐに駆けつけることができないとしても、ご本人が余命宣告されたことは連絡しておいたほうがいいでしょう。

会社の上司や同僚に事情を伝えておく

家族葬は、ご近所や会社の方々の参列をご遠慮していただく葬儀ですが、故人が他界したことを、まったく知らせなくていいということではありません。

家族が余命宣告されたときは、会社の上司や同僚へ「万が一の時は、身内だけが参列する家族葬で行う」「葬儀の日程が出勤日と重なったときは、忌引き休暇を取らせていただきたい」旨を、あらかじめ伝えておくことが大切です。

家族葬を行う場合、会社の上司や同僚からの香典を辞退するのが一般的です。

但し、会社から支給される慶弔金は受け取っても問題ありません。香典は故人への弔意を表すためのものですが、慶弔金は福利厚生の一環だからです。

現金の用意

入院費などの現金が必要になる場面が多くなるので、ある程度の現金を用意しておきましょう。

また、ご本人が元気なうちに通帳、キャッシュカード、各種暗証番号、印鑑なども確認しておくといいでしょう。

保険の確認

ご本人が余命6ヵ月以内と診断された場合に、主契約の死亡保険金の一部又は全部(上限3,000万円)を生前給付金として支払う「リビングニース特約」などに入っているときには、入院費などに充てることができるので確認しておくといいでしょう。

生前給付金を受け取ったときは、これと同額の死亡保険金が減額されます。

また、死亡保険金の全部を生前給付金として受け取った場合には、主契約は消滅します。

余命宣告をご本人に伝えていない場合は、指定代理請求という制度を使って、ご本人に知らせずに請求することもできますが、どのように代理人請求するかは保険会社によって異なるので確認が必要です。

葬儀の準備

人生で葬儀を行う経験はそうあるものではありません。お別れの時を迎えるまでに、葬儀の準備を最低限しておくことが賢明です。

大切な方との残された時間をどう過すか考えているとき、葬儀の不安を抱えたままでは、精神的な負担が増すばかりです。

一昔前まで、生前から葬儀の備えをすることは不謹慎だという風潮がありました。

しかし、事前から備えておかず、死に直面してから考えるというのは無理があります今では「万が一」のために情報を集め、生前から家族でよく話し合い、準備することは常識になっています。

初めて葬儀の準備をするとき、「何から考えればいいのかわからない」「お葬式をどこに依頼すればいいのかわからない」という方も少なくありません。

日頃どんなに冷静な人でも、大切な人を失ってつらく悲しい状態にあるとき、適切に判断することは難しくなります。

葬儀社の選び方

葬儀をあげた経験がない方にとって、数多ある葬儀社の中から信頼できる葬儀を見つけるのは難しいことです。

多くの葬儀社を比較検討するときは、インターネットで要望に合った葬儀社を絞り込める「葬儀社比較サイト」を利用すると便利です。

葬儀比較サイトは、「葬儀社ごとの特徴で比べられる」「相見積りが取れる」「費用で絞り込める」など、さまざまなメリットがあります。

葬儀社比較サイトである程度葬儀社を絞り込んだら、その中から2~3社の葬儀社に要望を伝え、見積りを取り寄せましょう。

葬儀社では、電話、オンライン、メール、対面など、いろいろな方法で見積もりや質問を受付けています。

葬儀について少しでも分らないことがあれば、早めに葬儀社に連絡して疑問を解消することで、最期の時間を大切に過すことができます。

また、葬儀を経験した7割以上の喪主の方が、葬儀後の手続きが一番大変だったと答えています。

葬儀社を選ぶときは、葬儀後のアフターサポートも無料で回数の制限なく対応してくれるか確認しましょう。

家族葬の準備で家族が考えておくべき5つのポイント

葬儀社を選ぶ際には、複数の葬儀社に問い合わせをするのが基本です。

葬儀社比較サイトを使って葬儀社を絞り込んだり、葬儀社に問い合わせをする際は、あらかじめ以下の5つのポイントを確認しておくといいでしょう。

  1. 家族葬のスタイル
  2. 参列者の人数
  3. 宗教・宗派
  4. 葬儀会場
  5. 安置場所

1.家族葬のスタイル

家族葬は、家族や親族、友人など、故人と親しかった少人数の人たちだけで、ゆっくりお別れができる葬儀です。

参列者を限定することで、「故人の遺志」「故人にこうしてあげたい」「遺族に負担をかけたくない」など、葬儀のスタイルを比較的自由に決めることができます。

最近では高齢の参列者の負担にならないように、お通夜を行わず、葬儀・告別式のみでお別れをする一日葬スタイルの家族葬を選ばれる方もいます。

一日葬であればコロナ禍においても参列者を極力限定し、日程も1日に制限しながら、きちんと送りたいという家族の気持ちを表わすことができます。

2.参列者の人数

家族葬はお呼びする人の範囲を限定し、参列者の人数をあらかじめ決められます。

名称に「家族」と付いているので、家族だけで行うものだと思われがちですが、葬儀に参列してほしい人は、誰でも呼ぶことができます。

葬儀に参列する方の人数は、式場の規模、通夜振る舞いや、葬儀・告別式の後に用意する精進落とし、返礼品の数などに関わります。

正確な人数は分からなくても、おおよその人数は把握しておきましょう。

葬儀にお呼びする参列者は、家族、親族、故人と親しかった方、それぞれ分けて考えておくと葬儀社に参列者の人数を伝えるとき役立ちます。

3.宗教・宗派

菩提寺にお墓がある方は、葬儀社が菩提寺のご住職に葬儀のご相談をする必要があるため、菩提寺の名称、宗派、住所、電話番号を必ず確認しておきましょう。

お通夜を行わず、葬儀・告別式のみでお別れをする一日葬スタイルの家族葬を考えている場合は、菩提寺に一日葬で送りたいことを伝えましょう。

宗教者とのお付き合いがない場合、希望する宗教・宗派に合わせて宗教者を紹介してくれる葬儀社もあります。葬儀社を決める前に要望を伝えましょう。

家族葬は家族と親族、故人と親しかった方のみでお送りする比較的自由なスタイルの葬儀なので、特定の宗教・宗派によらない形式で営むこともあります。

4.葬儀会場

斎場で葬儀をご検討されている場合は、葬儀を行う予定のエリアに、葬儀社が案内できる斎場があるかどうか確認することが第一です。

最初から希望する斎場がある場合は、その旨を葬儀社に伝えましょう。

具体的な斎場は決めていなくても、「自宅から近い」「火葬場が隣接している」「ターミナル駅に近い」「幹線道路沿いで駐車場がある」など、条件を出すことで絞り込むことができます。

5.安置場所

亡くなってから葬儀までの間、故人にお休みいただく場所を考えておくことも大切です。

安置場所は、自宅か専用の安置施設のどちらかを選ぶことになります。

いざというとき慌てないために、あらかじめ安置場所をどこにするか考えておくといいでしょう。

自宅に安置する場合は、一軒家なのか2階以上のマンションなのかを伝えます。

ご近所に不幸を知らせしたくない場合は、その旨を葬儀社に伝えましょう。

専用の安置施設を利用する場合は、病院や自宅、斎場などからの距離でも選ぶことができます。

また、斎場の中には、安置施設を併設している所もあります。

葬儀の三大不安

葬儀の三大不安である「場所」「費用」「流れ」について事前に知っておくことで、いざという時のために備えることができます。

場所

斎場・葬儀場と火葬場は同じ施設だと思っている方もいますが、実際は異なる施設です。

斎場は、葬儀場やセレモニーホールとも呼ばれる施設で、お通夜や告別式を行う場所です。

一方の火葬場は、故人を火葬してお骨を骨壺に納める場所です。

斎場の中には、「専用の安置施設がある」「火葬場を併設している」「火葬場からの距離が近い」など、いろいろな特徴があるので確認しておくといいでしょう。

費用

参列者の「人数」と「場所」について考えておくと、葬儀の費用感をイメージしやすくなります。

これくらいの人数で、こんな条件の場所で、この程度の予算で行いたいというおおよその方向性を持つことが、葬儀の準備の第一歩です。

具体的な費用を算出する必要はありませんが、ご本人の金融資産について把握しておくと後々のためになるでしょう。

流れ

病院で亡くなられた故人を、仏教の家族葬で見送る場合の流れと手続きを紹介します。

1.ご逝去

・ご逝去・看護師によるエンゼルケア

故人のお体を拭き清めるエンゼルケアは立ち合うことができます。

その間に葬儀社に電話をして退院の寝台車の手配をしましょう。

・葬儀社へ電話して、お車の手配をする

・医師から死亡診断書を受け取る

・荷物を整え、退院用の服を準備する

病院で亡くなった場合、病衣であることが多いので、退院用の服を用意しておきましょう。

・入院費の支払い方法を病院に確認する・看護師と共に霊安室に移動

霊安室は地下など電波の届かない場所にあることが多いため、スマホが通じにくいこともあります。ご家族に訃報の連絡をされた方には、そのことを伝えしておきましょう。

2.お迎え・安置

・寝台車が到着

お迎えの寝台車には1~2名同乗できます。

・安置場所を伝える

自宅もしくは斎場などに併設された専用の安置施設のどちらに搬送するか伝えます。自宅が2階以上のマンションの場合でも搬送は可能です。

・搬送

葬儀社によっては、生前好きだった場所やもう一度連れて行ってあげたい場所などに立ち寄ることも可能です。

ご近所に不幸をお知らせしたくない場合には、深夜や早朝のご帰宅も可能です。その際、社員は私服で伺います。

・安置

3.打ち合わせ

葬儀社と葬儀の費用、場所、日時、スタイルを決め、参列者に連絡します。

葬儀の流れや内容を決めるお打ち合せは1~3時間位かかります。

大切な人を亡くされたばかりで考えがまとまらないこともあります。信頼できる方に同席してもらうのもいいでしょう。

葬儀社と事前に打ち合わせしている場合は、最終的な確認を行います。

4.納棺

棺に手向ける品を用意します。

5.お通夜

僧侶や参列者の対応をします。

6.告別式

故人に代わり喪主が会葬者に挨拶をします。

7.火葬

火葬場で骨上げをします。

8.精進落とし・解散

食事の席で改めて葬儀でお世話になった方へ感謝の気持ちを伝えます。

解散後、自宅に遺骨・白木位牌・遺影を安置します。

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