お墓・法要について
よくあるご質問
- 繰り上げ初七日とは何ですか?
- 初七日とは、本来ご逝去されてから7日目に行われる法要です。最近では、遠方から参列される方の都合もあるが、多くの方に偲んでいただきたいというご家族様のお考えから、ご葬儀の当日に初七日の法要が行われるようになりました。それが、繰り上げ初七日です。 繰り上げ初七日には2つの方法があります。ひとつは戻り初七日と呼ばれるもので、お通夜・告別式を終えて、葬儀会場から火葬場へ移動し、故人様とお別れをした後、もう一度葬儀会場へ移動してから行う法要です。もうひとつは式中初七日と呼ばれるもので、お通夜・告別式に続いて、そのまま行う法要です。火葬場でのお別れは、式中初七日を終えてからになります。 初七日の法要をどのタイミングで行われるのか、菩提寺とお付き合いのあるご家族様は、菩提寺にご確認いただいた上で、故人様やご家族様のお考えをもとにお決めください。
- 四十九日の納骨の際、埋葬許可証が必要とのことですが見当たりません。どうすればいいですか?
- お骨壺が入っている桐箱の中を確認してみてください。この桐箱の中に入っていることがほとんどです。 納骨の際に必要な書類とは、役所から発行された火葬許可証に、火葬場の担当者の署名が入った埋葬許可証のことです。この署名は、火葬が済んだことを証明するものです。 埋葬許可証がないと、納骨できなくなってしまうほど大切な書類です。そのため紛失しないように、火葬場の担当者がお骨壺と一緒に入れてくれます。 役所によっては、埋・火葬許可証となっていることもあります。
- 故郷にあるお墓を東京に移したいのですが、どのような手続きが必要ですか?
- 「遠方に先祖代々のお墓があるけど、子どもも全員東京にいるのでお墓を移したい」といったご相談を多く受けます。お墓を移す手続きは、一般的には以下のような流れです。 現在のお墓の管理者へまず引っ越しの相談をしましょう。今までお世話になった感謝を伝えておくことが大切です。 引っ越し先のお墓の管理者へお墓の引っ越し先(納骨先)を決め、菩提寺、霊園管理者から受け入れ許可証をもらいます。 現在お墓のある市区町村役場へ改葬許可申請書を直接役場でもらうか、ホームページからダウンロードし記入します。 現在のお墓の管理者へ改葬許可申請書に署名・押印をもらいます。記入欄がない場合、埋葬証明書をもらいます。 現在お墓のある市区町村役場へ改葬許可申請書、受け入れ許可証、埋葬証明書(ある場合)を現在お墓のある市区町村役場に提出し、改葬許可証明書を受け取ります。 現在のお墓がある寺院、霊園でご遺骨を取り出し、閉眼供養を行います。石材店が現在の墓石を解体、処分します。 引っ越し先のお墓へ改葬許可証を提出し、ご遺骨を埋葬。開眼供養を行います。 改葬許可証はひとつのご遺骨につき、1枚必要です。また、上記の手続きは一般的な流れですが、役所によって形式が違う場合もあります。
- 四十九日の法要が終わるまでに、旅行に行ってはいけないのですか?
- 宗派によって違いはありますが、四十九日とは故人様が成仏し、あの世へ旅立たれる日です。ですので、四十九日までは現世にいらっしゃいます。かつては、四十九日法要まで家の明かりを消してはいけない、外出してはいけないといった習わしがありましたが、現在ではお考え次第です。現世にいる故人様が寂しがらないように、出かけられるときは「行ってきます」、お帰りになったら「ただいま」とお声をかけてあげてください。
- 亡くなってから四十九日法要まで、月を3つまたぐ「三月またぎ」がよくないと言われるのは、どうしてですか?
- 三月またぎがよくないと言われる理由は、語呂合わせからきていると言われています。 三月(みつき) ↓ 身付(みつき) ↓ 身に付く 不幸ごとが「身に付く」から、ご逝去から法要まで月を3つまたぐのはよくないという風習が生まれました。 三月またぎにならないよう、法要の日程を前倒しするご家族様もいますが、あくまでも慣習であり、ご家族様のお考えで法要の日程をお決めいただけます。 仏教では、ご逝去から四十九日法要の間を中陰と呼び、来世の行き先が決まるまで、故人様の魂があの世とこの世の間をさまよっている期間とされています。 法要までの時間は故人様に成仏していただくための、ご供養の期間でもあります。 法要を前倒しする場合は、ご逝去から35日目に行う法要「五七日忌」よりも前に行わないほうがよいでしょう。
- ご用意いただいた後飾り檀は、四十九日を過ぎた後、どうすればいいのですか?
- 白木位牌は、お寺様でお焚き上げによるご供養して差し上げてください。 菩提寺がある方は、菩提寺にご相談ください。菩提寺のない方は、お焚き上げをされているかどうか、最寄りのお寺様にご相談ください。 白木位牌は、四十九日の法要を迎えるまで、故人様の魂が宿る場所です。四十九日の法要で御霊移しを行い、故人様の魂は白木位牌から本位牌へ移られ、白木位牌は空になります。 空になったとはいえ、四十九日の間、白木位牌には故人様の魂が宿っていたのですから、ご供養されたほうがよろしいでしょう。 後飾り壇や白陶器のお線香立て、リンなどは、四十九日の法要を終えられた後、ご家族様の手で整理して差し上げてください。 お道具は燃えるもの、燃えないものに分け、白陶器やリンは外から見えないよう、紙袋などに収めていただければ大丈夫です。 整理される前に、お道具に対しても「お疲れ様でした」の意味を込めて、手を合わせていただければ、なお丁寧かと存じます。
- お墓がないのですが、法要後にお骨はどうすれば良いでしょうか?
- 納骨をご希望の場合は霊園、納骨堂、ほかの故人様と同じ場所に埋葬される永代供養墓からお選びいただけます。承継者(後継者)がいらっしゃらない場合は、納骨堂や永代供養墓をお選びいただいた方がよろしいでしょう。 納骨以外のご供養としては、散骨と言って粉骨した後に海へ撒いたり、ミニ骨壺など手元供養品にお骨を納めてご自宅に置かれる方法があります。 納骨は四十九日までにしなければならないという決まりはありませんので、ご家族でよくお話された上で、お決めいただいた方がよろしいでしょう。
- 法要のお布施はいくらですか?
- 私たちがご紹介するご僧侶の場合、四十九日法要、年忌法要のお布施は、お車代、お膳料を含め、6万円と明確に定めております。 四十九日法要や年忌法要と同日に「納骨」「仏壇開眼」「お墓開眼」をご希望の場合、お布施はそれぞれ別途1万円必要になります。 法要のお布施を見る
- 四十九日法要の案内は、親族のどこまですればいいのでしょうか?
- 四十九日法要の後は、一周忌まで法要がありませんから、すべてのご親族にお声掛けされてもかまいません。最近では、ご高齢の方や遠方の方に配慮して、お声掛けした際に、一周忌にお集まりいただくので、四十九日法要は欠席でも構わないとお伝えされる方もいらっしゃいます。出席される、されないはご親族の判断にゆだねた方がよろしいでしょう。
- 四十九日法要は自宅でしてもいいのですか?
- 問題ありません。菩提寺をお持ちでない方や、家族だけの法要を希望される方、お墓の用意が間に合わず、法要後に納骨をされない方など、ご自宅で法要をされる方の理由は様々です。お寺で法要を行われた場合は、法要後すぐに納骨することができます。
- 四十九日の法要は、故人が旅立ってからきっかり49日後にするものですか?
- 四十九日が休日でない場合は、四十九日前の休日に行われる方が多く見られます。法要は故人様を偲び、「故人様がいたから自分がいる」というつながりを再確認し、感謝の思いを新たにする場でもあります。ですから、ご親族のご都合を考え、なるべく多くの方に足を運んでいただける日程をお選びいただいた方がよろしいでしょう。
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