東京都港区の斎場・葬儀場は16カ所と多いですが、火葬場が区内にないため、区外の火葬場を利用する必要がある地域です。
多くの区民の方は、区民の方が優先的、または他区民に比べて安価に利用できる公営の「やすらぎ会館」を利用されています。
また、区外となりますが、ご高齢の参列者の移動の負担も軽減できる火葬場併設の「臨海斎場」や「桐ヶ谷斎場」が選ばれています。
港区には公営と民営の斎場・葬儀場が全部で16ヵ所あります。
公営とは、東京都や港区が運営する斎場・葬儀場で、故人やその家族が都民や区民であれば、使用料は安くなります。
自治体の住民でない場合は利用できないか、費用が高くなります(住民料金適用の規定は斎場・葬儀場によって異なります)。
一方で、民営の斎場・葬儀場は、寺院や民間企業が運営するもので、誰でも利用できますが、公営の施設に比べて利用料は高く設定されていますることがほとんどです。
東京都港区の火葬場
火葬場と斎場・葬儀場を同じものだと認識されている方がいらっしゃいますが、それぞれ異なる施設です。
斎場は、葬儀場やセレモニーホールとも呼ばれる施設で、お通夜や告別式を行う場所です。
一方の火葬場は、焼き場とも呼ばれ、故人を火葬して、お骨を骨壺に納める場所です。
港区には、火葬場がありません。
そのため、近隣の火葬場まで車両で移動をして、火葬を行うことになります。
火葬をする上でかかる費用は、火葬料はもちろんですが、霊柩車を使用すればその料金もかかってきます。
霊柩車の料金は使用する式場や距離などで変動します。
また火葬料と霊柩車の料金は、一般的に葬儀プランなどに含まれていません。
参列者が多い場合はマイクロバスなども必要になるためマイクロバスの手配も考える必要があります。
港区の方がよく利用される火葬場としては、公共交通機関からのアクセスが良く、式場から火葬場までの移動距離が少ない「臨海斎場」「桐ヶ谷斎場」「代々幡斎場」があります。