Funeral Episode

父と家族の料理ご葬儀事例

ご葬儀の形式

一日葬
参列者数

6名
斎場

しおかぜホール茜浜
式の費用

50〜100万円
宗教

神道
オプション

77歳でご逝去されたお父様。
東京の一流ホテルで料理人をされている故人様はいつも一流としての誇りとご家族への愛で溢れている方。
お家でもいつも料理を作ってくれる故人様に、この日だけは、ご家族から故人様へお食事を作っていただきます。

ドアマンから料理人へ

千葉県にお生まれになった故人様は筋金入りの料理人。
東京のホテルのドアマンからはじめ、一流の料理人として、生涯第一線で働き続けました。
いつも料理を作るのは故人様の役目、そして、亡くなる3日前まで、キッチンに立ち続けました。
福島に畑を持っているほど、決して妥協や甘えを許さない、生粋の料理人であらせられます。

腕一本で家族を支えた

ご家族様は「腕一本で家族を支えてきた人」と故人様のお話をしてくださいました。
故人様は自分の腕と舌だけを信じて、毎日ご家族にとびきりの料理をこしらえてくださいました。
しかし、お好きな料理はお寿司。
理由は、「生き物は自分で作ることがでかないから」
この度は、いつもお食事を作ってくださった故人様のために、ご家族から料理を作っていただきます。

故人様へのすべてのお気持ちを込めて。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

石井瑞穂

お打ち合わせ、そして、当日ともにご家族様にたくさん考えていただいて、空間・時間を一緒に考えさせていただきました。
日々、お仕事にお食事にとご家族のために精一杯、誇りを持って頑張ってこられた故人様への1番の恩返しは、「故人様のことをたくさん想って、考えていただくこと」でした。
式場には料理人の仕事道具を数多くご持参していただき、故人様のお近くにお飾りさせていただきました。
また、思い出パネルとして、お食事の時のお写真などをデザインさせていただき、ご用意いたしました。
ご家族様だけのご葬儀だからこそ、日頃のお食事の時のような安心した雰囲気でのお見送りとなりました。