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Funeral Episode

家族でつくる美術館ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    一日葬
  • 参列者数
    ご親族:18名 ご会葬者:なし
  • 斎場
  • 式の費用
    150〜200万円
  • 宗教
    仏教
  • オプション
    • 花祭壇
    • 思い出コーナー
    • 棺

企業人として支店長や役員を歴任されていらした故人様。あまりに突然のご逝去でした。
定年を迎えてから趣味で始めた油絵を描きながら、足がご不自由になられた奥様に寄り添ってこられました。
ご長女様は「母の意向を大切にしてほしい。私たち家族はその手伝いをする」とおっしゃいました。

愛情いっぱいの罪滅ぼし

故人様は穏やかで優しいく、誰からも慕われる方でした。
奥様は15回もの転勤を専業主婦として支えられたそうです。
だからこそ、定年後の故人様は「罪滅ぼし」と言いながら、朝は「温かいお茶のむかい?」「ご飯をどうぞ」等々、いつも献身的に奥様に尽くされていらっしゃいました。
ご趣味は長年嗜まれたゴルフと定年後に始められた油絵。ご自宅には初心者が描いた油絵とは思えない作品が飾られています。

最初で最後の個展

「本当は、家族5人だけで父を送りたかったけれど、そうもいかない」とおっしゃるご家族様に、「家族だけでお見送りするのは無理でも、家族だけで美術館をつくりませんか。こんな素敵な作品を通して、皆さんにお父様を感じていただきましょう」とご提案させていただくと、「いいですね!」とご快諾いただきました。
式場にバックボードを準備し、故人様の油絵を展示。美術館の展覧会のようなリーフレットを作って返礼品の中にお入れいたしました。
お花はお葬式っぽくないものをというご要望から、画廊の個展で飾られるようなアレンジ風をお選びになられました。

お孫様からのメッセージ

上高地がお好きだった故人様のイメージに合わせたお柩は「安曇野」。皆様からのメッセージをカードに託して贈ることができます。
お孫様が自分と同じ学校に通われていることを嬉しく思っていらした故人様。母校の大先輩でもあるおじい様へ、お孫様から想いを届けていただきました。
ご家族だけで過ごされるタイミングでフラワーリングをご用意いたしました。フラワーリングは“再会の印”として、故人様の手にブルーのフラワーリングを、奥様はピンクのフラワーリングをお付になりました。
ご長男様、ご長女様からは白いバラの花束をお手向けいただきました。白いバラの花言葉は「深い尊敬」です。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

丸山 千夏

奥様の故人様への愛情が深く、お式では1時間近く奥様とご長女様、ご長男様のご家族だけで過ごされました。
おじい様のことが大好きだったお孫様は、故人様と対面されてからずっと肩を震わせて涙を流されていました。
最後のお手紙も涙を浮かべながらお書きになっていました。その姿を見てご長男様の奥様が話かけるなど、ご家族の温かいお姿がありました。
会葬者様は式場に入られた瞬間「わぁ、素敵ね!」と嘆声をもらされました。皆様ゆっくりと油絵を鑑賞して思い出話をされて過ごされていました。
ご葬儀を終えられたご長女様は、「最後に趣味の油絵を『個展』とういう形式で皆さんに観ていただけたことを、父もきっと喜んでいるはずです」と嬉しそうに話されていました。

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