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10月15日火曜日
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相談員 : 奥田 壮

Funeral Episode

ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    家族葬
  • 参列者数
    21名
  • 斎場
  • 式の費用
    150〜200万円
  • 宗教
    仏教
  • オプション
    • 花祭壇
    • 思い出コーナー
    • 料理
    • メイク・湯かん
    • 棺
    • 返礼品

86歳で旅立たれた故人様は、日本の戦後復興期から高度経済成長期を支えた優秀な技術者であり、堅実な会社経営者でもありました。
喪主を務めた息子様は、「朝から晩まで働いて帰宅すると、ウイスキーの水割り2杯とギンビスのアスパラガスを2時間かけてゆっくり愉しむ父の姿を思い出します」とお話しくださいました。

父子の語り酒

長野県飯田市ご出身の故人様は、中学を卒業すると地元の同級生たちと集団就職で上京しました。
働きながら技術と経験を磨いた後、仲間と共に精密機械製造会社を設立。副社長として高度経済成長期のものづくり日本の一翼を担い、その後社長に就任すると経営に尽力されました。
息子様の目から見ても仕事人間だったという故人様。ご性格はとても穏やかで、社員や取引先とのコミュニケーションの場としてお酒の席を大事にされていたそうです。
近所にお住まいだった息子様が連絡すると必ず、「飲みにいくか?」と誘ってくれてた故人様。
父子でお酒を酌み交わして語り合いました。

花々は夫婦の絆の象徴

故人様が70歳を迎えた頃、長年にわたって家庭を守ってくれた奥様が体調を崩されました。
会社経営を退かれた故人様は、ご入院中の奥様を元気づけるために、毎週日曜日にお花を一輪お見舞いとして贈られていたそうです。
ご入院中の奥様はお式への参列は叶いませんでしたが、ご夫婦の絆の象徴である沢山の花々で祭壇やご焼香台を飾り、式場内を彩らせていただきました。
お通夜は会社関係の方々も参列され、ご親族も含めて夜遅くまで故人様の思い出話に花を咲かせていらっしゃいました。
告別式の献杯は故人様ご愛飲のサントリーオールドの水割りとギンビスのアスパラガスをお手向けして、喪主である息子様に一口飲んでいただいてから献酒いたしました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

酒井 彰尭

青年時代から懸命に働き、日本の高度経済成長の礎として尽力された故人様。
喪主を務めた息子様にご葬儀の感想をお伺いすると、「立派な祭壇を用意していただき、納棺師の方に姿を整えていただけたことでよいお別れの場になりました」
「ご参列いただいた方々と父の思い出話ができたこと。ウイスキーの献杯で自分たちらしく明るく父を送ることができたと思います」
「むすびすの皆さんに丁寧に対応していただき、当日お手伝いいただいたスタッフさんにも大変お世話になりました」とのお言葉を頂戴いたしました。

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