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10月15日火曜日
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相談員 : 出井 翔一朗

Funeral Episode

誇りを胸に ご葬儀事例

94歳でご逝去されたお母様がこの度の故人様。
地域貢献活動に生涯をささげた人生だったそうです。
大変ご立派であったとご家族様は大層自慢でありました。
たくさんの栄光を手にした故人様の誇りを皆様の胸に刻むお時間になるようお手伝いさせて頂きました。

お母様のこれまで

故人様のご出身は神戸市の西区。
学生時代は女学校に通われ、ご学友の皆様と楽しい青春時代を過ごされました。
卒業後は地域貢献に興味を持たれ、その道へ進みます。
神戸市の婦人会の会長を務められたり、法務省に長くかかわるような活動をされたりしていたそうです。
また、ご家族の一番の自慢は、男女平等参画社会基本法の設立の際に宇宙飛行士として有名な向井千秋さんと一緒に表彰されたことです。
その他幾度となく様々な場面で表彰されてきた故人様。
ご自宅には整理しきれない賞状の数々がありました。

保護司としてのお母様

80歳になられるまで、故人様ご自身が最も力を入れていたのが「保護司」の活動でした。
保護司とは刑務所にいる犯罪者の方々を更生させる役割を担う方のことを指すそうです。
刑務所に出向き講演を行うなどと熱心に行動を起こされていたそうです。
そして、実は、上記は故人様のお仕事であったわけではありません。
これらの活動はあくまでボランティア
実際のお仕事としては旦那様のお手伝い。
自営業だったそうです。
旦那様とは本当に仲がよろしかったようで、ご長男様も子供の頃はご家族でよく旅行に行ったと楽しそうにお話し下さいました。

尊敬するお母様のために

ご家族が今故人様に伝えたいこと。それは「お疲れ様」というお気持ちでした。
母として、一人の人間として立派に社会に貢献されてきた故人様。
ご家族様も尊敬の念を抱いています。
そのお気持ちを胸に強く刻み、この先の人生を歩む道しるべとしていただくお手伝いをいたします。
式場には実際に授与された額入りの賞状思い出コーナーとしてお飾り。
お体の上にはご自宅にある立派なお着物をかけて差し上げました。
費用を抑えながらも皆様が故人様の誇らしい生涯を振り返り、その誇りを胸に刻んでこの先の人生を歩んでいけますようにご準備させて頂きました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

鳥本 拓

当日のご家族様は祭壇の出来にとても喜んでおり、満足のご様子でした。
ご自宅から勲章をお持ちになりお飾り頂きました。
皆様、式場内で終始アットホームな空気の中過ごされておりました。
ご家族からは「プランのパンフレットの内容ではやはり祭壇の花が淋しくなるかもしれないと若干不安もありましたが、実際の方が色合いもデザインもよく安心することができました。
故人様の表彰状を飾っていただけたのも雰囲気がグッとよくなった気がするのでご提案くださったことに感謝している。あとはライティングも良かった。」とお言葉を頂くことが出来ました。

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