Funeral Episode

想い出の中へご葬儀事例

ご葬儀の形式

一日葬
参列者数

ご親族：5名　ご会葬者：なし
斎場

浦安市斎場
式の費用

50〜100万円
宗教

仏教
オプション

故人様は83歳のお母様。
お泊りデイサービスに出かけられているお父様に代って、お打ち合わせは喪主であるご長女様と旦那様にご同席いただきました。
お父様は施主をお務めになります。
ご長女様はお父様の記憶に残るようなお式を執り行うことで、お母様を亡くされたお父様が今後もしっかり生きていけるようなお別れにすることを望まれました。

母を送るために精一杯

前日確認のために式場にいらしたご長女様から、「お花も写真もよく出来ています」とご満足されたご様子でした。
納棺師がメイクを施したお母様のお顔をご覧になられて、「綺麗になりました。少し痩せていたけどふっくらさせて下さったんですね。ありがとうございます」とおっしゃっていただけました。
お式で流すBGMはご自宅でCDに焼いてご持参いただき、思い出コーナーもお写真やアルバムで机いっぱいに飾っていただきました。

水入らずの時間

お式当日は、出棺までお母様とご家族のお時間をゆっくりお過ごしいただきました。
お父様がお母様の触れて涙されている横で、お孫様たちもひっそりと涙されていらっしゃいました。
その後はお写真やアルバムを見たり、お母様のお好きなドライフルーツや芋けんぴなどをお手向けされて、お母様の思い出話をしながら懐かしんでおられました。
お花入れではお父様が「これで最後なんだよねぇ」と呟きながら、何度もお母様に優しく触れていらっしゃいました。

家族の想い出の中へ

お食事では、お父様が「こいつは俺の女房だからさぁ」と言って、陰膳に供えられていたグラスにビールを並々と注いでくださりました。
お父様のご挨拶とご献杯のご発声は、涙で言葉が詰まる場面もおありでしたが、ご献杯のご発声で「乾杯！」とおっしゃって、ご家族の皆様が笑ってしまう和やかな瞬間でした。
故人様とご家族が誰に気兼ねすることもなく、ゆっくり最後の時間お過ごしいただける家族葬ならではのお式となりました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

真野裕輝

ご葬儀後の手続きやご相続について、むすびすでは無料のアフターサポートを期間や回数の制限なくご利用いただけることをご案内させていただきました。
ご葬儀の感想をご長女様にお伺いすると、「事前相談から葬儀前の相談までを通じて、献曲（BGM）や好きだったもののお手向け、祭壇生花なども家族主導で色々できたことが新鮮でした」とおっしゃいました。
お父様もご体調を崩されることなく日々お過ごしのご様子で、「父も満足できる葬儀になったと思います」というお言葉を頂戴いたしました。