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葬祭プランナーの馬場 美月

相談員 : 馬場 美月

斎藤 季映

葬祭プランナー

斎藤 季映

さいとう きえ

  • 出身地 / さいたま市

  • 出身校 / 学習院大学

  • 資格 / 医薬品登録販売者、日本化粧品検定1級

  • 趣味 / 着物でおでかけ

  • 好きな本 / 『舟を編む』『烏に単は似合わない』

  • 好きな曲 / 久石譲『summer』、藤井風

  • 好きな映画 / 『国宝』

  • 葬儀業界を志した理由は?

    自分の言葉や行動で人を笑顔にする接客がしたいと考え、もともとはサービス業を志望していました。
    前職のドラッグストアでは、お客様から健康や美容に関する相談を受け、特にコロナ禍では悩みや不安を抱える方に多く接しました。その経験から、より深い悲しみや苦しみを抱える人に寄り添い、支えることのできる接客を求めて転職活動を始めました。
    そこで出会ったのがむすびすです。ドラッグストアのような日常の接客とは対照的に、葬儀という「非日常の状況」にあるお客様と向き合う仕事であることを知りました。人生の中で、大切な人を亡くすこと以上に悲しい出来事はそう多くありません。その悲しみの底にいる方々に本気で向き合う熱量と人間力に惹かれ、むすびすへの入社を決めました。

  • 実際に葬儀を経験して感じたことは?

    まさに「100人いれば100通り」の家族の在り方と、日常の尊さを実感しました。
    毎年恒例の家族行事や、お弁当に必ず入っている玉子焼きなど、何気ない日常のお話を伺うと、そこにどれほど多くの愛情や幸せが込められているかに気づかされます。
    お金を払って葬儀を行うことはできます。けれど、どれほどの費用をかけても、故人様との日常を取り戻すことはできません。現場担当者である私は、ご遺族が悲しみを乗り越え日常へ戻っていく瞬間に立ち会うことはできません。
    だからこそ、ご葬儀を通して「故人様との日々がどれほど大切な時間だったのか」をご遺族が実感できるようにすることが、自分にできる大切な役割だと感じています。そして、その気づきがこれからの毎日をかけがえのないものとして大切にする力につながってほしいと思っています。

  • 仕事において心がけていることや、こだわりは?

    ご葬儀を通して、ご家族が明日に向かって前進する力を得られるようにすることです。
    そのために、会場の空間や時間、用いる品物の一つひとつにまでこだわっています。ただ上質で丁寧であればよいのではなく、「目の前のご家族にとって最善かどうか」という基準を常に意識しています。ご家族が日常をどう生きていくか、その道標になれるかという視点を大切にしています。
    時には「いつも通りの賑やかな雰囲気を大事にしたい」という想いが最善であることもあります。その場合には、あえて堅苦しくない言葉や振る舞いを選ぶこともあります。どんなご葬儀がご家族の力になるのかを考え、日々模索しながら取り組んでいます。

  • 将来の目標は?

    ご葬儀が「最後のお別れの場」であるだけでなく、「故人様の生きた証を継承する場」として社会に認識されていくことを目指しています。
    ご遺族が「どう送りたいか」を考えることはもちろん大切です。しかし同時に、故人様ご自身が「どんな自分らしさを残したいか」を大切にしてよいはずです。好きな色や食べ物、愛用の服や曲、そしてこれから家族に伝えたい想い…。そうしたものを記し、残していける仕組みを、エンディングノートや新しい媒体を通じて形にしていきたいと考えています。
    その上でご遺族が「どんな送り方がふさわしいか」を考えることで、より自由で温かい、その人らしいご葬儀が実現されていく。そうした文化が、むすびすだけでなく社会全体に広がっていくことを願っています。