川越市斎場とは
川越市斎場は、火葬の需要増加に応じて設計されており、バリアフリーの機能を備えているため、誰もが利用しやすいです。
さらに、利用者のプライバシーを大切にするための配慮が随所に施されています。小動物用の火葬設備もあり、ペットの火葬も行うことができます。
斎場は、静かで落ち着いた雰囲気を持ち、外観は川越の伝統に合わせたいぶし瓦の屋根が特徴です。また、車でのアクセスを考慮し、入口には広いスペースが設けられています。建物自体は平屋建てで、待合室を含む主要施設が全て一階に配置されているため、誰もが利用しやすくなっています。
川越市斎場の7つの特徴
家族葬に最適な大きさの式場が2部屋あります
家族葬などに対応するため、30名定員の式場を2室設置しています。式場内部は天井が高く、開放感のあるつくりとなっています。
壁面からは間接照明の優しい明かりが式場内を照らし、故人との別れの時を静かに過ごす家族葬にふさわしいあたたかさが感じられます。
それぞれの式場には、参列者の記帳や香典の受け渡しを行う専用の受付ロビーがあります。
お通夜の後のお清めや、告別式の後の精進落としを行う式場控室が設けられています。
遺族控室は宿泊も可能。浴室や湯沸かしも完備
お通夜の後、故人と一晩いっしょに過ごすことができる遺族控室があります。遺族控室は宿泊できるよう、浴室や湯沸かしなどの設備が付いています。
式場は21時以降にローソクや線香を使用することはできませんが、宿泊する家族が故人に付き添っているときは線香やローソクに火を点けて、夜とぎをすることができます。
待合室にはキッズルームや授乳室も
火葬が終わるまでの間、家族や参列者が待機する部屋が待合室です。40名まで着席できる部屋が8部屋、60名まで着席できる部屋が2部屋、合計で10部屋あります。
子供連れの方も安心して利用できるよう、キッズルームや授乳室も設置しています。キッズルームには、備え付けのテレビや絵本も利用できます。
安置施設での面会は、9時から21時までならいつでも可能
安置施設にお休みの故人と面会ができる時間は、基本的に9時から21時までです。遠方から参列される方など、特別な理由があれば、21時から翌日9時までの面会も可能です。
面会するときは、葬儀社のスタッフの立ち合いが必要になります。面会希望の方は川越市斎場ではなく、葬儀社に連絡しましょう。
心やすらかにお見送りができる火葬場
火葬場は家族のプライバシーが守られるように、火葬炉3炉ごとに個室の告別室、見送りホール、収骨室をそれぞれ1部屋備えています。
空調システムは床面に吹き出し口を設置し、静かなお見送りの妨げにならないよう、配慮されています。
告別室は、最期のお別れを行う場です。明るく落ち着いた空間でお別れの時を静かに過ごすことができます。
やわらかい自然光が差し込む見送りホールは、切妻屋根の最高部に向かって天井が伸びており、故人の旅立ちにふさわしい空間になっています。
壁面には白を基調とした石材を使用し、明るい中にも重厚で荘厳な雰囲気をかもしだしています。
火葬後の遺骨を骨壺に納める部屋です。見送りホールと同じように、明るいながらも落ち着いた空間となっています。
火葬場が併設されているので移動の費用が抑えられる
葬儀では、斎場で告別式を終えた後、火葬場へ移動して故人を火葬します。
斎場から火葬場に移動するためには、故人は霊柩車で、家族や親族はクルマやマイクロバスを利用します。
火葬場を併設している斎場であれば、クルマを手配する必要はありません。
その分、葬儀費用の総額を抑えることができます。
また、足腰の弱い高齢者にとって、マイクロバスの乗り降りや長時間の移動は負担になります。
火葬場を併設した斎場は徒歩で移動できるだけでなく、備え付けの車いすを借りて移動することも可能です。
これにより高齢者の負担を軽減することもできます。
ペットの火葬に対応した小動物葬斎場移も併設
昨今は家族の一員であるペットの葬儀も行いたいという市民からの要望が増えていることから、川越市斎場は小動物葬斎場も新設されています。
小動物葬斎場は専用の出入り口や駐車場、告別室、待合室も設置しています。
川越市斎場での葬儀を希望する方は、まず電話で空き状況を確認する
川越市斎場での葬儀を希望する場合は、まず電話で問い合わせて空き状況を確認しましょう。資料や見積もりは問い合わせた当日に発送してくれますし、メールでも送付してくれますので、急ぎの場合も安心です。
川越市斎場の中は、見学することも可能です。川越市斎場で葬儀を考えている方も、万が一の時に備えておきたい方も、大切なお別れの時間を過ごす斎場を自身の目で確認しておくことをお勧めします。こちらからご予約ができます。
花祭壇や一般葬をご要望する場合は、川越市民聖苑やすらぎのさとも検討しましょう
川越市斎場では、祭壇は式場に備え付けのものを利用し、祭壇の上に遺影の周りを飾る額花以外の花は飾ることができません。
「お花の祭壇で送りたい」というご要望の方は、川越市民聖苑やすらぎのさとなど、別の斎場を使用することになります。
火葬場は利用できる時間に制限がある場合も
火葬場は、最大で1日18件まで火葬を行うことができます。将来的には最大で24件から26件まで対応できるようになります。
火葬場は誰でも利用できますが、家族も故人も川越市民ではない場合は、利用できる時間に制限があります。
1日18件の受け入れ方法は、下記の表にあるように、9時30分から15時までの間、30分置きに1件または2件の火葬が行われます。
なお、表の記号は●が専用利用枠、○が優先枠、×が利用不可を示しています。
注意!火葬で見送るときに、棺に入れられないもの
火葬炉で故人と最期のお別れするとき、柩に故人の思い出の品を納めることがあります。
その際に気を付けたいのは、火葬の妨げになる品は納められないことです。棺に納めることを禁止されているものを下記にまとめました。
・危険物:スプレー缶、ライター、電池など
・金属製品:携帯電話、缶、時計、硬貨など
・ガラス製品:瓶、メガネなど
・プラスチック製品、ビニール製品:ハンドバッグ、靴、玩具など
・化学繊維製品:厚手の衣類や寝具、大きなぬいぐるみなど
・果物:スイカ、メロンなどの大きな果物
・書籍:辞書など厚みのある書籍
・ドライアイス
まとめ|火葬場を併設した、あらゆる世代にやさしい理想の斎場
プライバシーに配慮しながらバリアフリー化を図った川越市斎場は、市民のニーズに合わせて、さまざまな世代の方が利用しやすい理想的な斎場です。
30名定員の2つの式場をはじめ、告別室や待合室、式場などを明確に分けることで、利用者に分かりやすい配置にしています。
また、子ども連れの方でも安心して利用できるキッズルームや授乳室。お通夜の後、故人と一晩いっしょに過ごすことができる宿泊が可能な遺族控室。さらにペットの火葬に対応する小動物葬祭場も併設しています。
一方、祭壇は式場に備え付けのものだけを使用する規則や、火葬場は利用できる時間に制限のある場合もあるので確認が必要です。